20代からの地方起業

20代で東京から地方に移住して起業しました。店舗、通販、ブログやってます。

一から通販を始めるならアマゾン,楽天,ヤフーショッピングどれがいい?初心者でも遅くない通販の攻め方

amazon

通販の売上は年々右肩上がりで、これからも売上は伸び続けることが予想されています。

しかし、通販を始めなければと思っていても、まだ始められていない方も少なく、技術的難しそうとか、コストが大きそうとか思うかもしれません。

 

しかし、技術も発達をしてきて、HTMLやCSSなどの難しい知識が無くても、実は簡単に商品を販売できる時代になっているのです。

そこで、知識や技術がない初心者でも、簡単に始められる通販をご紹介したいと思います。

 

型番商品であることが前提となっていますが、オリジナル商品や食品など他の分野でも通じる部分はあると思うので、参考にしてみてください。

 

楽天は絶対に失敗するからやめよう!

日本の通販ではアマゾンと楽天が未だに2強ですが、知識や技術のない初心者は楽天は絶対にやめましょう。

なぜなら、楽天は一番安い頑張れプランでも月額2万円掛かり、その他に決済使用料や決済手数料などの、コストが高いため知識がない初心者では、黒字にさせるのが絶望的に難易度が高いからです。

 

最初はアマゾンに出店する!

アマゾンの利点は、すでに登録されている商品であれば、金額を打込むだけで出品ができるので20秒くらいで出品が可能です。

他にも、販売力もかなり高く、アマゾンで売れない商品は他のショッピングモールでも売れないと言っていいくらい、バカバカ売れていきます。

 

また、FBAというサービスがアマゾンを始める最大のメリットです。

FBAはフルフィルメント by Amazonの略で、簡単に言うとアマゾンの倉庫に商品を送れば、受注から発送、お客様のサポートから返品まで、全てをアマゾンが請け負ってくれるサービスのことです。

出店者は商品を送るだけで、お客様の対応は100%アマゾンがやってくれるので、少ない人数でも最大限の売上を作ることができます。

 

ここまでやってくれるので、FBA手数料が高いと思われるかもしれませんが、FBAの料金は在庫保管手数料と送料だけなので、一般的な倉庫を借りるよりも在庫保管手数料や送料も安いので、中小企業にこそFBAを使うべきサービスだと思います。

アマゾンはFBAを使うことで最大限の売上を作ることが出来るので、必ずFBAを利用しましょう。

 

Amazonのデメリット

Amazonのデメリットは数は少ないですが、かなり大きなデメリットになる可能性があるので、Amazonで商品を販売することは諸刃の剣だと思ってください。

 

手数料が高い

カテゴリーによっても異なりますが、大半のカテゴリーの手数料は15%です。

ただ、広告費用や決済手数料など全て込みなので、安くはないですが妥当な手数料設定だと思います。

売上が高くなれば手数料が低くなるということもないので、初心者でも販売歴が長くても平等なのです。

 

アマゾンが直販を始める

売行きのいい商品はアマゾンに全て売行きなどのデータが握られているため、メーカーに直接交渉をして、アマゾンが直販を始めるリスクが非常に高いです。

アマゾンが直販を始めると、今まで月100個売れている商品があったとしても、販売個数が0になります。本当に0になります。

 

安くすればいいと思うかもしれませんが、アマゾンは赤字を割ってでも自動で値下げをしてくるので、絶対に出店者に売れさせないように仕向けてきます。

これが、アマゾンを始める最大のデメリットです。

 

返品は必ず受けないといけない

商品が使用されていようが、壊されて戻ってこようが返品は必ず受け付けなければいけません。

しかも、賞味期限などがついている食品は、倉庫への返品すら受け付けておらず、お客さんに破棄をしてもらうように伝え、返金処理のみの対応となります。

出店者は返品されないのに返金されるので、大赤字になることも少なくありません。

 

売上も上がってくると、返品になる商品も増えてくるので、必要経費として諦めてしまっていますが、やっぱりオカシイと感じてしまいます。

ただ、この顧客目線の通販だからこそアマゾンは成功したとも言えます。 

 

デメリットも大きいがメリットが上回るのがアマゾン

最初は直販を始めたり、返品を受け付けないといけないことに違和感を覚えましたが、それ以上に商品が売れていく利益のほうが大きいので、必要経費という考えで諦めました。

他にも細かな不満などはありますが、アマゾンにはそれを上回る魅力が大きいです。

 

アマゾンの次にヤフーショッピングを始める

eコマース革命と呼ばれる改革を行い、出店料、販売手数料を無料(現在は手数料1.5%)にしたことにより、出店者が増え売上も大幅に増加をしました。

楽天より手数料が劇的に安い分、値段を下げられるので最安値で商品が売られているケースが多いので、お客さんへの訴求が年々上昇しています。

 

昔にヤフーショッピングに出店していた方でも、今のヤフーショッピングは勢いがあり、全く違うショッピングモールになったと感じるはずです。

 

他にも、5のつく日の5日、15日、25日の月3回、ヤフーがお客様にプラスでポイントを付与してくれるので、通常の売上が2倍以上になることも珍しくありません。

アマゾンにはまだまだ及びませんが、手数料の1.5%のみなので出店しないと逆に損をします。

 

ヤフーショッピングのデメリット

最低限の知識が必要

HTMLやCSSなどの知識は必要ありませんが、画像や商品説明など全て自分で行わなければいけません。

アマゾンに比べると全て自分で作らなければいけない点はデメリットです。

 

分からいことは自分で調べて解決する力も必要になるので、知識がない方は苦労するかもしれません。

ただ、楽天と違い出店料などは掛からないので、時間を掛けて作り込めるというメリットもあります。

 

受発注などは全て自社で対応

他にも、クレーム対応や受注発注業務は全て自分で行わないといけないので、アマゾンよりも手間は増えてしまいます。

あとで紹介するサービスを使えば、ほぼ全自動で受注から発送業務が可能にはなります。

 

代引き詐欺が多い

代引き決済の注文を送っても詐欺犯が商品を受け取らず、返品になっていることを知らずに注文完了にしてしまうと、商品が決済されていないのにポイントだけが付与されてしまう代引き詐欺がヤフーショッピングでは多いので注意が必要です。

 

yukikkoro.hatenablog.com

  

型番商品は値段勝負

型番商品は1円でも安いほうが正義で、1円の違いで全く売れなくなるということもある厳しい世界です。

ただ、送料無料、ポイント還元、翌日着などのメリットがあれば、多少高くても売れる可能性が高いです。

 

中小企業か倉庫に委託をすると、出荷数が少ないため値段も高くなってしまいますが、この問題を解決してくれるのが、実はアマゾンなのです。

アマゾンは倉庫にある在庫を他のモールのお客様へ配送するマルチチャネル出荷をしてくれるので、アマゾンに在庫があるものはアマゾンクオリティで配送をしてくて、値段も他の倉庫に比べて安く活用をしたほうがいいサービスです。

 

アマゾンをメインとしたマルチチャネル出荷が便利

アマゾン倉庫に在庫があることが前提ですが、ヤフーで注文があった商品を、アマゾンで出荷指示を掛ければヤフーの注文したお客さん配送ができます。

これが非常に便利なサービスで、アマゾンを利用するならFBAとマルチチャネル出荷を利用しないのはもったいないです。

 

マルチチャネル出荷を活かした、受注、発送、発送通知、フォローメールまで最初から最期まで自動で行ってくれるサービスもあるので、気になる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

yukikkoro.hatenablog.com

 

オリジナル商品や食品など販売する場合

型番商品とは違い、安ければ売れるという商品ではない場合、ページ作りが大事になってきます。

アマゾンの場合は、テンプレートがある程度決まっているので作りやすいですが、ヤフーや場合は自分でページ作りをしなければいけません。

 

他にも写真の撮り方だったり、文章なども人を惹きつけるようなものでないといけないので、苦労をするかもしれませんが、一度固定客がついた食品などは安定した売上が見込まれるので、苦労してでもやったほうが良いと思います。

 

まとめ

一から通販を始める場合、アマゾンとヤフーからはじめて、その後好調なら楽天を始めてみてもいいと思います。

ただ、通販はこの3強が売上の大半をしめているため、他のモールに出してもあまり意味がないので、出店するとしても3つに収めておいたほうが良いかもしれません。

 

ただ、アマゾン、ヤフー、楽天以外のモールは、お客さんも少ないですが、出店数も少なくライバルがあまりいない環境なので、意外とブルーオーシャンの可能性もあります。

20代で地方起業した時の心構えと、誰も教えてくれない大切なこと

私は20代中盤で東京からとある地方へ移住をして起業をして3年ほど経ちました。

起業と言っても、個人事業主からスタートして、従業員は私と妻を含めて4人になり、先日ようやく法人化をしました。

起業してからの3年間で順調に進んでいるので、改めて地方での起業について振り返ってみたいと思います。

 

個人起業の話なので、中小企業や大手企業とは大きく考え方が違うと思うので、あくまで個人が起業をするときの事例として気軽に見てください。

20代で東京から地方へ移住をし、店舗を構える商売をしている人はそう多くはないと思うので、若いうちに地方での起業を考えている方の参考になれば幸いです。

 

 

どんな事業で起業をしたのか

地方で起業をするといっても色々な種類があると思いますが、私は地方に店舗を構える事業をメインとし、サブの事業で通販で関連商材を販売しています。

メインの事業が店舗といいつつ、売上も利益も圧倒的に通販の方が高く、数字だけで見ると通販がメインの事業なのですが、それでも店舗は私のビジネスの地盤なのです。

 

店舗のビジネスは1回でも利用してもらえれば、リピーターになってくれる確率が非常に高い商売なので、毎月の売上は安定しており、私がこの地方で起業をしたのは正解だったと言えます。

 

資金は200万だけ握りしめて地方で起業

店舗の開業資金と生活費を全て合わせて200万しかなく、周りから見れば無謀な挑戦のように思えるかもしれません。

今思うと、これだけの金でそんな行動が起こせたなと、自分でも驚く行動力です。

 

地方へ移住をして、店舗をオープンさせるまでの期間は、9ヶ月間というゴールを決めていたので、頭と体が自然とあとからついてきた感じです。

目標を設定することは、一般的に大事だと言われていますが、実際自分が目標を設定して、その目標から逃げられない状況を作ってあげると、形が悪くても無理やり目標達成に向けて努力をしていきました。

 

個人の少ない資金の使い方

資金の200万のうち、100万は店舗の改装費、もう100万は生活費として手元に残しておきました。

改装費を安く抑えたのは、ペンキ塗りや什器の作成などは自分たちで行い、必要最低限の部分をプロに任せました。

安く抑えたからと言っても、目に見える部分はキレイに作ってもらい、お客さんから見えない部分はお金を掛けずに作ってもらいました。

少ない資金の中で、どこの分配していくかが経営者としての資質になると思います。

 

資金が沢山あり、最初から豪盛にしようと思えばできる人でも、個人のお金には限界があります。

地方で起業を考えている人は、最初は最低限の資金で出来るようにして、リスクを極限まで低くすることを絶対的にオススメします。

こんなこと言ったら、起業で成功している先輩方から怒られるかもしれませんが、もしダメだった時のことまで考えておくことは、自分自身を守るためにも必ず行ってください。

 

最初から120%のつぎ込むのではなく、60%くらいで見える所にさえお金を使っておくだけで十分だと思っています。 

事業が軌道に乗ればキャッシュも増えてくると思うので、その段階でいい道具を揃えたり、店舗の改装をすればいいと思っています。

 

なぜ地方で起業をしようと思ったのか

需要と供給の割合の供給が少ない情報を得ていて、困っているという声があったので、地方で起業をすることにしました。

どんなビジネスも闇雲に展開するのではなく、事前にリサーチをすることで失敗するリスクを低くすることができます。

 

他にも、都心での起業も選択肢の一つでしたが、家賃などの固定費があまりにも高く、少ない資金で起業をするなら地方という選択肢しかなかったというのも理由の一つです。

個人で起業をするなら地方という選択肢を入れることで、選択の幅が大きく広がると思います。

 

例えば、同じ家賃でも、東京だと徒歩20分のところしか借りれない場合でも、地方だと駅に近い物件を借りられるので、それだけでもビジネスの幅は広くなると思います。

 

起業はハイリスク?

起業をして失敗をしたら、何千万という借金を背負うというイメージがある人は、漫画やドラマの見すぎです。

実際に私は銀行や政策金融公庫などから借入は一切しておらず、自己資金200万だけで起業をしました。

お金を借りずに、自己資金ですべて行えば失敗をしても借金は当然ありません。

 

成功するか分からない事業に借金をするのは止めたほうがいいでしょう。

借入は成功する確率が高く、キャッシュがあったほうが効率的にお金を増やせる時だけにしましょう。

 

ただ、借金=悪では決してなく、お金を増やす時間を短縮できたり、お金を借りてしっかり返すことで信用が大きくなります。

信用が大きくなると、更にまとまったお金をかしてくれるので、いずれ大きな金額が必要になる場合は、少額でも借入を行って実績を作るようにしましょう。

 

私は自己資金200万のみである程度まとまったキャッシュを増やすことができましたが、流石に時間はかかりました。

借入をしていれば半分の時間で今と同じ額は稼げていたでしょうが、頭では分かっているつもりでも、やはり借入は怖いというイメージがあったので、自分に合った無理のないやり方が理想的です。

 

地方で起業をするメリット

口コミのパワーは強力

地方で起業をする非常に大きなメリットは、1人と仲良くなればお客さんを10人くらい連れてきてくれるパワーがあります。

地方はネットの口コミより、人同士の口コミが非常に強力で、良いと思ったものはジワジワ口コミで広がっていくので、サービスやコミュニケーションに自信がある方は地方の起業に向いていると言えます。

 

固定費が安い

他にも、東京に比べ固定費や人件費が抑えられるのも大きなメリットではないでしょうか。

私が借りている物件は、東京で同じ物件だったら2倍〜3倍ほどするでしょうから、リスクが非常に低くなります。

資本力がない個人でも、地方では起業をしやすい環境です。

 

ライバルが少ない

東京だとニッチな商売でも、ライバルは数多く存在するので、よほど光ったサービスか料金面で魅力的なものを発信していないと生き残れませんが、地方はライバルが少ない分、適当に商売をしている人が非常に多いです。

 

そこで、サービス面や料金などの部分で魅力的な提案ができれば、地方起業の成功する確率が格段に高くなります。

ホームページさえない店舗や企業が多いので、少しダサくてもホームページを作るだけで大きな差別化に繋がります。

 

地方で起業をするデメリット

悪い噂も口コミで広がってしまう

口コミが非常に強力なのはメリットでもありますが、悪い噂も口コミで同じくらい広がってしまいます。

口コミというのは良くも悪くも作用するもので、真面目に丁寧なサービスを心がけるしかありません。

 

労働者確保が大変

東京でも労働者の確保がしにくくなっていると言われていますが、地方がさらに酷く、若い労働力は全て都心に持って行かれているので、メインの労働者が40代〜50代くらいと年齢層が高いです。

 

特に技術職系の人材は都心から高給で奪い取るくらいの感覚は必要になって来ると思います。

 

人口減少で事業が成り立たなくなる可能性がある

地方の人口減少が問題になっていますが、人口減少は地方で起業している人にとっては死活問題です。

私も20年後には商売が成り立たなくなる前提で考えており、メインは店舗としつつ通販などのネット事業にも力を入れています。 

 

メリット・デメリットを考えて、メリットのほうが大きいと思ったら地方で起業するべきですし、デメリットの方が大きいと思ったら地方での起業は止めましょう。

 

若さは最大の武器

20代で地方で起業をして良かったと感じることは、年齢的なメリットを活かせるということです。

東京から地方へ移住した20代の若者への地元の人の反応は非常に好意的で、積極的にお客さんになってくれたり、周囲に宣伝をしてくれる人が非常に多かったです。

これが30代や40代で起業をしていたら、同じような結果になっていたかというと、正直なところ分かりません。

地域によって異なるかもしれませんが、地方=排他的ではないということです。

 

また、体力的にも多少無理ができるのも若い時のメリットだと感じています。

早ければ早いほうがメリットも大きくなると思うので、迷っている人は若い時に行動をするようにしましょう。

 

地方はビジネスチャンスが多く眠っている

私の店舗の近くにパソコン教室があるのですが、50代〜60代くらいの方で非常に賑わっており、生活するには苦労しないくらいに稼ぐことは簡単です。

パソコン教室なので自社のホームページは作っておらず、地元の人の口コミだけで商売が成り立っており、いまの世の中でも、昭和時代のやり方で十分通用するのが地方なのです。

 

また、技術職の場合、誰でも手軽に商売がしにくいので、利益を独占できる可能性が非常に高いです。

私が起業したのも技術が必要な商売だったので、ライバルも非常に少なくチャンスだと思い起業をして見事に大当たりしました。

 

大手企業が参入しにくい商売をした

地方で起業する際に一番リスクがあるのは、強力なライバルが現れることです。

特に大きな資本力を持っている企業が簡単に参入できる事業は、地方でも起業をすべきではないと考えます。

 

大手企業が参入できないようなサービス業やインターネットを使って稼ぐことができるような業種で地方起業するのはメリットが大きいと思います。

 

飲食店は地雷なので避ける

飲食店は素人でも少しお金とやる気があれば誰でも出来てしまう事業なので、絶対に避けたほうがいいです。

最初は新しいからと言って繁盛するかもしれませんが、半年もすれば飽きられてしまい潰れてしまうことは非常に多いです。

特に誰でも簡単に出せる居酒屋は地雷でしかありません。

 

地方で飲食店を開きたいなら、寿司職人やフレンチなど素人が気軽に出すことができない業種は生き残れる確率が高くなります。

 

自分の得意なことを商売にした

興味がないことを商売としてやっていくのは精神的にも大変です。

それなら、少しでも得意なものを事業としてやっていくほうが長続きすると思い、自分の得意分野で起業をしました。

 

少しでも確率が高い方がいいに決まってます。

 

一つの商売にこだわりすぎない

好きなことを商売にするということと、矛盾するかもしれませんが、軌道に乗らない場合は、他の収益源を見つけることが大事です。

広告を打たなかったせいか、オープンから2ヶ月はものすごい暇だったので、暇つぶしに関連商材を通販で販売をはじめました。

 

その結果、想像の10倍以上売れていき、生活費の100万を切り崩して仕入を大量に行い、まとまった売上を作っていくことができました。

そのせいで、手持ちの資金が10万を切るくらいになったこともありますが、商品が売れるのに在庫がないことが損だと思ったので、徹底的に仕入を行いました。

 

店舗の売上が0でも、通販の売上が1万でもあれば精神的に安定できるものです。

1日の売上が1万で、粗利は1,000円程度なのですが、それでも100倍マシに感じることができました。

 

選択肢は複数持っておくことは、生きるためにも非常に有効な手段で、どんな事業が成功するかは誰にも分かりません。

分からないからこそ、色々なことにチャレンジをすることで、成功する確率を高めることができます。

 

東京でなければいけない商売は少ない

出来る人はどこでも成功しますし、失敗をする人はどこでも失敗します。

地方で成功してから東京で勝負するのも一つの方法です。

最初から大きな賭けに出ようとするから、大きな借金を背負ったり、人に迷惑を掛けてしまうことになるんです。

 

それだったら、誰にも迷惑を掛けないように、手持ちの資金で小さくはじめて、負ける時は小さく、勝つ時は大きく勝った方が良いに決まってます。

起業は大博打ではなく、リスクを徹底的に減らし、ローリスク・ハイリターンを目指していくものだと思います。

 

1人で起業したほうがいい

他人がいないと起業できないような業種は失敗するので止めたほうがいいでしょう。

なぜなら、起業の最初はどうしても資金繰りが大変で、お金が数ヶ月入ってこないという可能性もあり、その間に誰か一人でも辞めてしまったら事業全体がダメになってしまうことになります。

 

また、複数で色々な意見が出てくるのはいいですが、意見が通らなかったり、あの時こうしておけば良かったなんてことが起こる可能性もあり、揉めごとになりかねないので、舵取りは1人が取ったほうがスムーズです。

 

できれば地方企業は、配偶者などの身内だけでやったほうが、お金の面を含め揉めごとは最小限で収めることが出来ます。

専従者給与など活用することで節税面にも大きなメリットがあります。

 

在庫は持たない方がいい?

ホリエモンの本で、起業を成功させる必要条件みたいなものが書いてあり、その中で在庫リスクがないビジネスをした方がいいと書いてありました。

確かにそれは正解でもありますが、不正解でもあります。

 

正しくは、売れない商品は在庫を抱えないで、売れる商品は在庫を沢山抱えようです。

今の世の中、通販が世の中に浸透してきて、在庫が1円の価値がなくなり売れないということは考えにくいです。

売れなくなったとしても、ある程度値下げをすれば売れていくので、在庫を持つことはリスクと考えずに適切な仕入を行うことで、リスクもリスクではなくなります。

 

店舗+インターネットは最強の組み合わせ

店舗を構えるということは、その地域のお客さんと濃密なやり取りができるので、長期間お客さんになる可能性が非常に高いです。

また、インターネットは濃密なやり取りは少なく、長期間お客さんになる可能性は低いですが、全国の人たちがお客さんになる可能性があり、爆発力は凄まじいものがあります。

この2つを組み合わせることで、起業のリスクを下げ、可能性を倍以上にします。

 

一国一城の主になるということ

個人事業主であろうが、零細企業の社長であろうが、独立を決めた時点で一国一城の主になります。

サラリーマンとは違い、自分の仕事だけ頑張ればいいのではなく、経営のことや税金のことなど、今まで他の誰かがやっていた仕事は全部自分でやらなければいけません。

これを面倒だと思うか、新しいことが知れて楽しいと思うかは人それぞれですが、後者の方が成功する確率は高いでしょう。

 

最初から税理士に依頼をして経理をやってもらうのではなく、自分自身が経営や税金のことを勉強をすることで、事業に活かせる部分も多くなると思います。

難しいから避けて通るのではなく、難しいけど分かれば楽しいと感じるような気持ちが大切だと思います。

 

失敗をした時のことも考える

私は事業が軌道に乗らない時の最悪のケースも想定していたので、起業が失敗した時の焦りや恐怖心はあまりありませんでした。

実際、店のオープン当初はお客さんが全然いなくても、焦りや不安はあまりなく、意外と平常心を保てていました。

平常心でいられた理由としては、最悪地方の中小企業の正社員になってもいいと思っていたからです。

地方は慢性的な人手不足なので、中小企業に入ることは難しくないので、最終的な逃げ道は地方での就職でした。

 

仮に失敗しても、次のチャレンジまでに資金を貯めたり、スキルを向上させてもいいでしょうし、副業をしてお金を稼ぐという選択肢もあるかもしれません。

どの選択肢が自分に合っているかは、実際にやってみるまで分からないので、チャレンジする気持ちは捨ててはいけないと思います。

 

さいごに:

起業をすると言うと、ハイリスク・ハイリターンのイメージがある人が多いかもしれませんが、しっかりリサーチをして考えて起業をすれば、ローリスク・ハイリターンなのが起業だと思います。

その中で、都心だけではなく地方での起業という選択肢を増やすことで、選択の幅が広がるというメリットもあります。

 

起業はお金はそこまで持っていない若い人ほど、地方で起業という選択肢はアリなんではないかと個人的には思います。

私も微力ながら地方活性化のために頑張っていきます。 

 

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