20代からの地方起業

20代で東京から地方に移住して起業しました。店舗、通販、ブログやってます。

実は損してる?ふるさと納税よりiDeCo(個人型確定拠出年金)を優先すべきたった1つの理由

スポンサーリンク

f:id:yukikkoro:20170706000543j:plain

 

ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)は世の中にだいぶ浸透してきて、どちらも利用されている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、これらの税制の優遇の使い方は、間違った使い方をしてしまうと本来の節税という目的で始めたのに、最大限メリットを受けられない可能性ばかりか、逆に損をしてしまうということもあります。

 

今回、理想的な節税方法になるよう、ふるさと納税やiDeCo(個人型確定拠出年金)について解説していきます。

 ふるさと納税と個人型確定拠出年金は合法的な節税方法

ふるさと納税とは、年収に合わせた金額が全額控除(2,000円は自己負担)になります。

簡単に言うと年収に応じて2,000円で市区町村からの返礼品を貰えて、寄付した金額は控除になるので税金がその分下げることができる、国が認めた合法的な節税方法です。

 

年収が上がるほど、ふるさと納税で使用できる金額も増えていきますが、個人型確定拠出年金も同時に使うと、ふるさと納税で使える金額が少なくなります。

 

 ふるさと納税は節約と浪費、個人型確定拠出年金は投資

どちらも節税には代わりありませんが、更に深い部分を見てみるとふるさと納税は返礼品など貰う浪費であり、個人型確定拠出年金は未来への投資だということです。

どちらも最大限利用した方がいいのは間違いありませんが、ふるさと納税で控除額いっぱいを使ってしまう方がいるようなので注意が必要です。

 

ふるさと納税の返礼品は浪費なので、将来のリターンは期待することができないので、必ず個人型確定拠出年金を最優先で拠出をするべきです。

 

個人型確定拠出年金を限度額いっぱいに拠出をして、あまった金額でふるさと納税を利用するのが、節税と投資の美味しいとこ取りになります。

 

  • ふるさと納税は浪費
  • 個人型確定拠出年金は投資

  

まずは、控除金額をシュミレーションして見ると良いと思います。

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 控除金額シミュレーション

  

ふるさと納税より個人型確定拠出年金をやらないと大損!?

個人型確定拠出年金は掛金が全額控除される上に、投資した利益に税金が掛からないので2重で美味しい節税方法です。

 

特に個人事業主などの自営業の場合、6.8万/月も拠出が出来るので年間81.6万も控除が可能です。

私も個人事業主の時には毎月6.8万全額拠出していたので、税金もけっこう安くなったので、節税方法に悩んでいる方は全額拠出を確実に推奨します!

 

ふるさと納税は払ってもお金が増えることはないですが、確定拠出年金ならお金を運用するので、将来的なリターンも見込めます。

元本保証のものから出来高によってプラスにもマイナスにもなる商品があり、自分の性格にあった投資をすることも可能です。

 

確定拠出年金をやる上での心構え

私の場合は企業型確定拠出年金でパッシブ運用をしているので、TOPIXに連動した手数料の安い商品を、年間3%ほどの運用益が出ればいいなーくらいの感覚で投資をしています。

 

確定拠出年金は長期投資を前提としているので、短期的に得をした損をしたとか、一喜一憂するのはストレスが溜まるだけなので止めたほうが良いです。

私の場合、運用状況を確認するのは多くても2週間に一度、少ない時は1ヶ月に一度忘れた時に軽くチェックをしてるだけです。

 

現在は100万弱投資をしてプラス10万ちょっとになっていますが、60歳までは使えないお金なので、特に嬉しいとかいった感情はありません。

一時期2,3万ほどマイナスになったこともありましたが、平常心を保つほうが長期投資に向いています。

 

短期的に損をしてしまい、拠出額を下げたり商品を元本保証にしてしまうことの方が、長期的には損をしてしまうと思うので、これくらいな気持ちで構えている方が良いと思います。

 

個人型確定拠出年金のデメリット

60歳まで引き出せない

一番大きなデメリットは、60歳まで拠出金額が引き出せないので、急にまとまったお金が必要でも確定拠出年金から引き出すことはできません。

お金を引き出せないのはデメリットですが、自分の年金なので強制的に積み立てることができるので、老後の安心には繋がると思います。

 

特別法人税が徴収される可能性がある

現在は凍結されている特別法人税(1.73%)の課税がいつ始まるかが分からないので、課税されるようになったらかなりインパクトのあるデメリットです。

 

ただ、低金利が続いているので、しばらくは凍結されている見込みが高いようなので、そこまで警戒する必要はないかもしれません。

 

転職した場合など移管作業が面倒

個人型確定拠出年金から企業型確定拠出年金に変更したりすると、移管手続きが必要になり、いったん現金化をしてから再度商品を買い戻す必要がでてきます。

私も法人化をした際に、個人型から企業型へいかん手続きを行いましたが、非常に手続きが複雑で分かりにくかったです。 

 

個人型確定拠出年金はデメリット以上にメリットがかなり大きい

個人型確定拠出年金のデメリットを上回るほどの節税のメリットがあるので、個人型確定拠出年金は社会人に必須の投資方法です。

 

これからの時代、年金受給年齢の引上げや受給額の引下げなどは時間の問題かと思いっます。

しっかり自分で老後の年金を確保しておくことが出来る、個人型確定拠出年金には加入しておいたほうが良いでしょう。

 

証券会社はどこか良いか?

個人型確定拠出年金を運用するなら、SBI証券か楽天証券の2社が取扱商品数や手数料無料なので圧倒的にオトクな運用会社になります。

他の証券会社や銀行系は管理費や商品手数料が高かったりして、手数料負けしてしまう可能性がたかいので、個人型確定拠出年金を運用するなら上記2社から選びましょう。

 

両者はライバル関係なので、サービスの質はほぼ同じなのでどちらでも極端に得も損もしないので安心してください。

 

確定拠出年金は早く始めないと損です

確定拠出年金は拠出する年数が長ければ長いほど節税のメリットが最大化します。

迷っている時間がもったいないくらい、お宝節税法なので迷っている方はSBI証券か楽天証券で申込をしましょう。

 

個人型確定拠出年金を始める上で最強にオススメな本

私も確定拠出年金についてネットだけではなく、本を買って読んで勉強をしました。

その中で特にオススメな厳選2冊を紹介します。

 

著者である山崎元さんは業界ではかなり有名な人で、理論的にオススメな投資方法を教えてくれるので、確定拠出年金だけではなくNISAなどの活用方法も書かれているので、これから本格的に投資始めたいと思っている人には絶対この本読んでほしいです。

 

私がパッシブ運用であるインデックスファンドの商品を選択しているのも、この著書を読んで納得した上で投資をしたからです。

 

 

 

もう少し突っ込んだ内容が、ほったらかし投資術です。

確定拠出年金をフル活用した後に行いたいNISAについても記載されていて、初心者向けではありますが、分かりやすく解説されています。

 

できれば合わせて読みたい2冊になっているので、これから確定拠出年金を始めようと思っている方は参考にしてみてくださいね。

 

スポンサーリンク